第9回 爬虫類・両生類の臨床と病理に関するワークショップ

 11月13・14日はエキゾチックアニマルの診察をお知らせの通り休診しておりました。
ご協力くださったオーナーの皆様ありがとうございます。たまたま知らないで来院された皆様には申し訳ございませんでした。今後も休診など予定の変更はありますので、病院のブログやホームページなどでご確認くださいますようお願い致します。

 何回かに分けて13日・14日の事をご報告します。
11月13日(土)は麻布大学で行われた「第9回 爬虫類・両生類の臨床と病理に関するワークショップ」に参加してきました。毎年11月に行われる爬虫・両生類の臨床と病理のための研究会(SCAPARA)が症例発表などをメインに行う大会です。
爬虫類、両生類の研究者や診察に力を入れている有名な動物病院の先生方も多く参加されており、朝から夕方までびっしりと勉強し、そして夜は懇親会を行います。

この2冊がテキストと抄録集です。
画像

教育講演の様子です。
画像

画像


最近テレビなどでよくお見かけする田園調布動物病院の田向健一先生です。
画像

発表後の質疑応答でも丁寧に答えておりました。田向先生はこの日も密着取材が付いているほどのお忙しい方ですが、このような勉強会でも毎回発表者として熱心に参加されています。取材されていたテレビスタッフの方に先生の印象をお聞きしたところ「いつも快く取材を受けてくださり、多種のエキゾチックペットの診療をこなしていく熱意に感心しています…。」などいろいろなお話を伺いました。テレビではTBSの「情報7daysニュースキャスター」で診療の様子で出ておりました。著書も数多く出されており、最近出版された「幸せなリクガメの育て方」はカメの本ですが、女性にもなじみやすいかわいらしいイメージの本です。また11月11日発売の週刊誌「女性セブン」にもインタビューの様子が掲載されています。
 先生はカメの開腹手術において「新しいカメの閉腹法(PE法)」を考案しました。カメの膀胱結石摘出などの腹甲を切開する手術では、その切開した腹甲板を後に腐らないようにきれいに完治させるのが大変な事でした。それを腐らないように工夫し、短期間で治療する方法を考案しました。約1年前から爬虫類の学会などで発表しておりました。この方法を考案された初期に私もPE法を直接ご指導いただきお世話になりました。まだ新しい手術法のため先生が直接指導した数人の獣医師らにより成功率の高さが証明され、その結果今年の春のアメリカの獣医師向けの雑誌EXOTIC DVMにも発表し私も協力者として記載されております。よって、当院ではカメの開腹手術はこのPE法で行っております。


講演発表やテキストに投稿された方々には最後に感謝状が贈呈されます。多くの方に感謝状が贈呈されておりましたが、今回は掲載許可をいただいた田向先生の写真だけを掲載します。ご了承ください。
画像

左:リチャード C.ゴリス先生です。一人一人ゴリス先生より贈呈されます。 
先生はこの会の顧問であり、横浜市立大学医学部客員教授 理学博士です。爬虫類や秋田犬、チンチラなど多くの動物を飼育し、多方面で活躍されており著書も数多く出されております。チンチラを日本に紹介してくださった先生でもあり、”ザ・チンチラ”の著者です。


この大会(勉強会)の後は懇親会があります。爬虫類、両生類の研究者や大学教授、動物病院の獣医師らが集まり、現場の事や特殊な技術や日頃されている仕事の数々の経験された出来事について生のお話ができ情報交換の場ともなる貴重な時間です。そして今後のSCAPARの益々の発展のためにみんなで楽しく会を盛り上げて終了となります。毎回、大変楽しく懇親会も参加させていただきます。充実した1日となりました。

全て終了後、私は明日のフェレットショーにむけて「新横浜を21時49分発 東海道新幹線ひかり531号」で浜松へ向かいました。


次回のブログは今回SCAPARAの翌日14日の「第23回 浜松 JFAチャンピオンシップフェレットショー」をUPします。フェレットショーでご協力くださった皆さんや、このブログを待っていてくださる皆さんにはUPが遅れておりまして大変申し訳ありませんでした。尚フェレットショーは多くの皆さんから掲載の希望と許可をいただきましたので、できる限りの事をさせていただきますが、全部には至らないかもしれません。ご了承ください。そして数回に分けてUPしていく予定ですので、最後までお楽しみください。